2018年08月

南米への切符

2018年 8月 
地球の裏側 アマゾン川の源流・アンデス山脈では、乾季にも関わらず雨に見舞われていた。

チケットは押さえていたものの、雨による増水は著しく、川は氾濫寸前といったところだった様で、現地の状況が気になり、キャンセルすべきか二の足を踏んでいた。

たった1日の豪雨で、山岳の渓流は濁流へと姿を変えてしまう

こうなったら回復には1週間はかかってしまう。

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旅程は見事に崩れ去り、大枚をはたいて行った先での沈黙はどうしようもない虚無感に変わってしまうので、慎重に情報を集めていたが、 8月以来雨は降っていないようだ。

原住民の友人達は携帯電話すら持っていない。

買い出しに街に降りて来た際に、メールをくれるよう頼んでいたのだが、やっとメールが届いた。

芳しくないが水は引いて来ているようだ!

迷ったら、行ってみる!!!

行動あるのみ!

まずは、やってみなければ何事も始まらない!!

何度もその地を訪れて、幾多の魚を釣ってこその経験値だ。

今回の旅は、自分の息子とも言うべきエルホリゾンテ80のリベンジの旅でもある

 

四万十川と台風と水難事故

2018年 8/14 

四万十川で釣り人が流されるという事件が起きたようだ。幸いにも釣り人はライフジャケットを着用しており無事だったようです


これは友人3人から聞いた話なのだが、私も驚きの内容であった為、皆様にも知っていて欲しい!と言う事で書かせて頂きます


なんだ…どうせ川を知らない遠征アングラーの状況判断ミスだろう?と高を括っていましたが、話を聞くにつれて自分の見解も変わってきました。


川で流されると言うのは大抵、鉄砲水などの急な水位の上昇によって上流から下流へ流されるのが普通です。

しかし今回は…


下流から上流に流されたと言うのです…何故!??



高潮や津波以外で下流から上流に流される事などあるのか!?

と今でも不思議に思っています。

どうやら台風などの影響がある場合は、気圧の影響差によって



込み潮が一気に来る事があるみたいです!



流されたであろう時間帯は下記の写真の時間帯。

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流された釣り人は、夕まずめと台風の低気圧も重なり、意気揚々とウェーディングしていった事でしょう。その後…



込み潮に足をすくわれて、上流に流されながら自力で泳ぎ、やっとの思いで岸までたどり着いたと聞いています。



夕方には雨も降り出して、著しく強くなるとの予報でしたので、私は四万十川釣行を断念、浦戸湾へと車を走らせました。

四万十川は総釣行3日目と慣れていない川でしたので、鉄砲水の有無を含めて川の全容が分からなかった事が足を鈍らせて結果私は難を逃れました。

そして、浦戸湾に着くなり友人よりこの事実を伝えられました。



正直冷や汗が出ました💦



アカメ!アカメ!と血眼で夢の魚を追い求める気持ちは分からなくも無いです。

毎日馬車馬のように働いて、奥様に頼み込んでやっとこぎ着けたアカメ遠征!

頭はバーサーカー状態だったかも知れません。



勇気ある撤退は時に英断です



私も地球の裏側(ボリビア)🇧🇴まで飛んでいって豪雨を浴びせられ、何も釣らずに撤退した経験があります。


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もう…大金かけて何しに来たのだろう…

って落ち込み、最悪の気分でした。

が今となれば英断でした。


酷いようですがこれだけは言えます

どんな理由があろうと



釣場で命を落とした人は【悪】です



必ず地域住民・家族・自治体に迷惑をかけてしまいます。

最高に面白い遊びなのですから命あってのなんとやらです。


自分達が夢を追う場所は自分達で守りましょう!!


これを書いている今、高知には台風が接近しています!

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釣り場にいらっしゃる方々もくれぐれもお気をつけ下さいませ!

被害者が出ない事を心よりお祈り申し上げます。


盛夏のアカメ釣行 No,1 チマアカメ

皆様大変お久しぶりです!!

アカメのハイシーズンは!?と問われるならば
梅雨明けからお盆までと答えるのが一般的ではないでしょうか。

アカメは1年中浦戸湾内に生息していますのでいつでも狙うことはできるのですが、

このハイシーズンは梅雨時期に産卵を済ませたアカメが釣れやすい!
ということで、全国から高知県に夢を求めてアングラーが集結する時期です。

私も例に漏れず、7/29より8/16まで高知県にアカメ遠征させて頂きまして、診察2日間を除いて浦戸湾14日間、四万十川2日間の長期釣行となりました。 
その全貌を少しずつ書いていきたいと思います。

先ずはチマアカメから狙うのがオススメです!!


1mオーバーのアカメを抱くことを夢見て皆さん高知県に遠征されることと思います。

私もその一人でした。
厳ついブラックバスタックルでビッグベイトを振り回して、幸運にもビギナーズラックに恵まれ無理やりファイトしてブチブチ切られました…


皆さんが今メインでやっている釣りを思いおこしてみてください


私はブラックバス釣り暦が一番長いので、私のバス釣りに例えるのであれば、

友人に卑怯だ!とか罵られながらもスライダーワームを使ってやっとの思いで釣れた一匹!
夢に思い描いたトップウォーターでビックバス!!とはかけ離れていても
初めての一匹は鮮烈に脳裏に刻まれた12歳。

それからだんだん大きな魚が釣れるようになり
釣っても釣っても金太郎飴のように48cm 49cmで止まって、
やっとの思いで16歳の頃手にした50cmUPのブラックバスは格別の思い出があります。

アカメも同じです!!

デカイ魚には勿論ロマンが詰まっていますが、初めての一匹にも格別の味があります。

一匹目からいきなり120cmオーバーのランカーサイズが釣れてしまったらある意味不幸かもしれません。

徐々にサイズアップしていきながら、何度もボウズをくらい
創意工夫を重ねてついにはメーターオーバーを手にするのであれば、
最高に幸せなアカメ釣りを満喫することが出来る筈です。


自分がそうで無かったから

例えるなら、両親が子供に勉強しなさい!!というのと同じ様に

自分がやらなかった事は棚に上げて…

だってそっちの方が幸せになれると思うから!!

という身勝手な理由でこの釣りを先ずはオススメします!



という事で…

北海道より、イトウ釣行でいつもお世話になっている近藤さんがいらっしゃったのでガイドさせて頂きました。

目標はアカメの顔を見ること!!
と仰ったので先ずはチマチマアカメ狙いからスタートです。

北海道にはスズキが釣れる場所もかなり限られているとのことで、シーバス狙いで運が良ければチマアカメという場所からスタート。

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最高の笑顔!!
本当におめでとうございます!!

竿は
TULALA  Staccato76 
使い慣れていてPE1〜2号を使える竿がオススメです!!

糸は確か
PE1.5号にリーダー30lb だったと思います。
ルアーは…
忘れました笑 10cm程のミノーだったと記憶しています。
オススメルアーは、小さめのシャッド・ミノー・クランク・バイブなどです。

この釣りは、デイ(昼間)でも通用します。

今からアカメに挑戦なさる方は是非視野に入れていただければと思います。

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